音声雑誌 にってんデイジーマガジン12月号掲載されました!
2025/12/16
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2025/12/16
こんにちはNori-jue(ノリージュ)すずきです。
日本点字図書館発行
視覚に障害のあるための耳で聞く録音雑誌
【デイジーマガジン】12月号公開中♪

12月号は、私が行っている
「視覚に障害のある方のための美容講習会」
について、お話ししました。

メイクやスキンケアは
「見えないと難しい」と思われがちのようですが
“触覚”や“手順”、
“肌の変化を感じる感覚”を大切にする事で
どなたでも取り組むことができます。
そして何より、メイクには外見だけでなく
“心に働きかける力”
があります♪
視覚に障害のある方と接する中で
「メイクをしたいけれどやり方がわからない」
「誰かに毎回頼むのは気が引ける」
「自分でもできるようになりたい」
「遠慮せず、本当の今の自分のメイクの状態をしりたい」
「ネットをみても今一つわからない」
などなど沢山の声を聴いてきました。
今年7月、岩手県立盛岡視覚支援学校で開催されました「鏡を使わないメイク講座」では
女性を中心に、学生さん、先生方も一緒に、多くの方が参加してくださいました。
私の講習会スタイルは完全に
「実践型レッスン」
使う身体の部位の名称・手順を覚えていただき
スタートからゴールへと声で指導します(^^♪
講習会の終わりには、
皆さんが少し誇らしげな雰囲気になっていて、
私自身いつも胸が温かくなります。

〈参加者の方々の感想〉
「今までやってこなかったけど、意外と簡単だったのでこれから挑戦してみようとおもった」
「みえにくいので自信がなかったけれど、これからメイクをする回数が増えそうです」
「アイシャドウを初めてひとりでやってみて、次からもやってみたいなとおもった」
「鏡をつかわなくても今回の講座でほとんど均等にできることに気づけた」

盛岡視覚支援学校の先生が企画した3つの目標
1,自分のメイクとして
2,今後の接客業のお仕事の武器に
3,地域の方々へのアドバイザー
となるようぜひメイクを取り入れてください。
美容の役割は“美しさ”だけではない
美容というと、
見た目だけの話に思われがちですが
実際には“生活を支える力”があります。
・自立の一歩
・社会とのつながり
・心の安定
・楽しみを見つけるきっかけ
こうした多くの意味を持っています。

これは視覚に障害のある方に限りません。
〈コロナ禍の最中によく聞いたまつエク利用のお客様達の声〉
「閉鎖的な時期で気持ちが暗くなる。
マツエクは自分の気持ちが上がる」
「マツエクをして綺麗な自分になると元気が出る」
「鬱々とした生活の唯一の楽しみ!」
「マツエクの楽しみまで奪われたくない」
マツエクは目元のメイクを
サポートするアイテム。
自分の美しさを演出することで
気持ちが明るくなり
心の安定につながります。
さらに、外出することが億劫になってしまった方が
メイクを通じて「また外に出てみようかな」
「新しい事にチャレンジしたい」と思える瞬間に何度も立ち会ってきました。
そろそろ、社会全体がこの考え方に気づき、
変わっていってほしい。
美容は“贅沢”でも“特別な趣味”でもなく、
心と生活を支える、必要な技術です。
私はこれからもこの想いを持ち続けながら、
もっと多くの方が
前向きに外へ一歩踏み出せるような
サポートをしていきたいと考えています。
そして
大きな輪が広がりますように。
駒込駅から徒歩1分
Nori-jue
NPO法人福祉ケアサポート理美容協会 副理事
NHKハートネットラジオ「メイクをして街へ出かけよう」
「月刊視覚障害」「おしゃれコーナー」コラム担当
日本点字図書館 デイジーマガジン「ファッションコーナー」担当
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ラジオ日本「小鳩の愛~eye~」
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