僕らのSTORY「白杖とともに☆in Canada」vol.3
2015/09/18
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2015/09/18
Hi everyone!!
カナダ特派員のTomo です。
今回は、バンクーバー周辺で私が体験した出来事をご紹介したいと思います。
ある日の帰り、スカイ・トレインの駅に着いてみたら電車が動いていませんでした。スタッフに聞いたところ、1ブロック(交差点1つ)離れたところからバスを使うようにとのこと。
そこにたまたま居合わせた親切なおじ様が一緒にバス停まで行ってくれることになり一安心。
バス停についてからも、同じ方向だったそのおじさんとしばらく会話を楽しみつつ、40分ほどバスを待っていました。満員のバスに無事に乗り込み、別のバスに乗り換えるときもその親切おじさんは一緒に来てくれました。
アナウンスが聞き取れなくて不安だった私に、
「降りるところで教えてあげるから安心して」
とも言ってくれました。
そのおじさんと道を歩いていたとき、別の視覚障害の青年に出会い、3人で乗換駅まで歩くことに…。
この青年はUBCという名門大学で学ぶパキスタン人だったそうです。
普段30分もかからないところをその日は2時間近くかけて、ようやく家に帰り着いたのでした。
ちなみに電車が止まった原因は……?よくわかりません。
こちらの人たちは、本当によく手助けをしてくれます。それでなくてもよく話しかけてきます。
バスの運転手に
「今日は学校?」
とか駅のスタッフに
「毎日見るけどどこに行ってるの?」
なんて話しかけられることもしばしば。
そんなフレンドリーな人たちが、この町を平和にしているのかもしれませんね。
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